なぜ隠そうとするの
母はことあるごとに息子のパパの存在を隠そうとする。
私たちは普段からテレビ電話をしたり
運動会などのイベントは必ず見に来る。
パパは私たちと暮らせない人だけど
パパは大切なパパ。
私は普段からパパのことを息子と話す。
『いまなにしてるかなあ~?』
『いつもテレビ電話のとき裸だよね~』
『息子君、鼻くそほじってるの、パパみたい~』
母にはパパと交流している旨は話してある。
私たちは他の親子とは違うとゆうハンデを息子に背負わせてしまった。
その事実は変わらない。
私と離婚を決めたのは
事実より隠されていたことが何より衝撃だったから。
なにかあるなら全て話して
いっしょに乗り越えられるんじゃないの
でもそうしてくれなかった。
ここまでしても隠されてしまったとゆう事実は、描いていた未来をかきけしてしまった。
事実を隠してなにを目的にするとゆうのだろう。
母も、パパの存在を隠して、未来にどんな幸せがあると思うのか。
わたしには全く理解できなかった。
隠されて生きる、突然隠されていたトラブルが目の前に現れる恐怖に耐えられず、別れを選んだ。
母は必死に【パパ】が登場する絵本を隠していた。
母なりの気遣いなんでしょう。
でも、私は息子の父親を隠すような人間と言われたようなもの。
『気遣いありがとう。
でも私はあの子に隠し事をする生き方はしていないの。』
母は絵本を息子に渡した。
母よ
ありがとう
ごめんね
そして
『あなたを思って』なんて
パパと同じ台詞をはかないでね。
ちがうでしょう?
人を思って隠すなんて
わかってるよ。
ごめんね、複雑な思いにさせて。
だから最後に一言言わせてね。
なめんじゃねえよ